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【福島民友新聞】「飛沫防止シート」引火に注意 郡山地方消防本部が呼び掛け

2020.6.14

新型コロナウイルスの感染予防対策で設置される飛沫(ひまつ)防止シートについて、火災につながる恐れがあるとして、使用方法に注意を促す声が上がる。郡山地方消防本部は、「火気から距離を取って使用し、避難経路の妨げにならないよう注意してほしい」と呼び掛けている。

同消防本部によると、設置時の注意点は主に〈1〉避難口を示す誘導灯が見える状態か〈2〉避難経路の妨げにならないか(地震が起きてもシートが倒れないか)〈3〉煙感知器から60センチ以上離れているか〈4〉天井との間に煙が通るスペースがあるか―の4点。

県外では、ライターを着火したところ、飛沫防止シートに火が燃え移ったという事例も報告されており、注意が必要という。

同消防本部は「火を使わない場所であれば通常のシートで問題ないが、場合によっては防炎のシートを使う必要もある。迷ったときは近くの消防署に問い合わせてほしい」としている。