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【福島民報】外出自粛要請を全面解除 福島県5都道県往来など可能に

2020.6.19

県は新型コロナウイルス感染拡大に伴う県民への外出自粛要請を十九日午前零時に全面解除した。これまで継続していた北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川の五都道県との不要不急の往来と、接待を伴う飲食店やライブハウスなどへの外出の自粛要請を解いた。東京方面への往来自粛を求めた三月下旬以来、約三カ月ぶりに県民の外出環境が日常に戻る。県外からの観光客の呼び込みも可能とし、県内の経済活動の再開を本格化させる。

十八日に県庁で開いた県新型コロナウイルス感染症対策本部員会議で、自粛要請解除などを決定した。主な内容は【表】の通り。密閉、密集、密接の「三密」を避けるなどの「新しい生活様式」の定着への取り組みは引き続き必要とした。

県民に対し、新規感染者が継続して確認されるなど相対的に感染リスクの高い地域に移動する場合や、そうした地域から家族が帰省する場合などには移動後二週間の行動歴を記録するよう求めた。クラスター(感染者集団)が同じ業種の複数箇所で発生した場合などには、その業種への休業要請を検討する。

一方、本格的な夏に向けた熱中症予防対策も必要とした。屋外で人と二メートル以上の距離を確保できる場合にはマスクを外すなどの対応を促した。

内堀雅雄知事は会議で「社会・経済活動のレベルを段階的に引き上げていく中、感染のリスクをゼロにはできない。新しい生活様式に工夫を加え、定着させてほしい」と述べた。

県はコンサートや展示会などのイベント開催について十九日から参加人数の上限を屋内・屋外とも千人に緩和した。屋内施設は密集を避けるため収容定員の半分以下を要件とした。全国的な移動を伴うプロスポーツなどは無観客で開催できる。七月十日以降はイベントの参加人数の上限を五千人に引き上げる方針。