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【福島民報】水産物の競り再開 郡山地方卸売市場

2020.5.19

郡山市総合地方卸売市場は十八日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止していた水産物の競りを約一カ月ぶりに再開した。

飲食店の休業や客足減少に伴う大幅な需要減や、航空便の減便などの影響で、平均の取引価格が例年の半値以下となる魚種もある。緊急事態宣言が解除され、営業再開の動きは出てきたが、市場関係者は「先行きは見通せない状況だ」と懸念を示している。

卸売業の郡山水産によると、同日の競りでは、大衆魚の価格が三割程度下がり、カツオは半値となるなど軒並み下落した。鮮魚を扱う飲食店や魚店の先行きは不透明で、卸売業者や仲買人らは競りの再開を喜ぶ一方、今後も相場が低迷するのではと危機感を募らせる。

また、航空便の減便で、鮮度を心配する声も挙がる。遠方地からの輸送は航空から陸送に変わり、通常一日で市場に届くところ、二日かかることもあるという。同水産の担当者は「一日も早く通常の市場に戻って欲しい」と願った。

郡山市は十八日、緊急事態宣言の解除を踏まえ、市場内の「市場食堂」への一般入場を再開すると発表した。